みなさん、こんにちは。司法書士・行政書士の松崎充知生(まつさき)です。
当ページをご覧いただきましてありがとうございます。
ふとしたことからブログ開設を考えまして、試行錯誤しながら何とかここまでページ設定が出来ました。
今回は私の自己紹介をさせていただきます。
自己紹介
松崎充知生(まつさきみちお)
鹿児島県出身。埼玉県在住。
トップ画は地元、鹿児島市から見える桜島の写真です。
元不動産仲介の営業マンで、現在、司法書士・行政書士をしております。
不動産業界で9年間の実績を積み、現在、行政書士業界6年目・司法書士業界3年目です。
主な業務は、不動産の名義変更(登記)、会社の登記、相続手続、遺言書作成、裁判所への提出する書類作成等の司法書士の業務が多いです。
趣味は競技ダンス、スケートボード、水泳、アウトドアで、最近はバンジージャンプにも挑戦してみました。(^^
高校時代の頃
小学、中学、高校まで鹿児島で生活し、水泳、バレーボール、書道をそれぞれ6年間続けていました。
大学受験に向けて高校の勉強も何とかついて行きましたが、高校3年生の時に、降雨量1200ミリ程の集中豪雨災害を経験し、正直、勉強に身が入りにくい日々が続きました。当時、無堤防地域にあった実家が、集中豪雨と川の氾濫の影響で床上浸水してしまい、実家の2階部分の窓から自衛隊の方に救助され、高台へ避難しました。
当時は夏の期間で、高校では英語や数学等、大学受験に向けた特別授業がありましたが、自分にとってはそれどころではなく、室内のものが流されたり、泥まみれになったりしていたので数日間、家族と泥の除去作業をしていました。高校から新しい教材や筆記用具を支給していただき、当時のセンター試験本番まで約5ヶ月ほどありましたが、中々勉強に対するモチベーションが上がらず、思うような受験結果を出すことはできませんでした。
大学時代の頃
鹿児島に留まらず、一度は他県で生活してみたいと思い、縁あって東海大学法学部に進学することになりました。これを機に神奈川県へ引っ越して一人暮らしを開始しました。周りに誰も知っている人がいない、人間関係ゼロからのスタートでしたが、関東での生活は新鮮なことばかりで、ゼミ、サークル、バイトを通して人間関係を構築していきました。
大学生活ではとにかくお金が無かったのですが、学部360名中 上位7位以内の成績に入ると、給付型奨学金が受け取れるという制度があったので、それを目標に勉強をしていました。この時は将来の目標が特に無かったので、勉強をするきっかけにはなったと思います。
1年次の最初の成績順位26位からスタートして、少し時間はかかってしまいましたが、大学3年次から給付型奨学金を受け取る事ができました。その過程で将来の為に資格でも取ろうかなと思い立ち、大学の講義と同時進行で、法律系資格の勉強を始めました。
結果的に、大学2年次にビジネス実務法務検定2級、大学3年次に宅地建物取引士(当時は宅地建物取引主任者)、大学4年次に貸金業務取扱主任者を取得しました。
資格を取ってもなお進路が決まらず、宅建を取得したことで住宅業界を中心に就職活動をしたところ、埼玉県の不動産会社から内定をいただき、そこに入社することを決めました。宅建を持っていたから必ず内定という程、就職活動はそんなに甘くはなく、結構採用落ちしました・・。
鹿児島から引っ越してきたばかりの頃は鹿児島なまりが相当あったようで、関東の友達に最初はいじられていましたが、大学4年間を過ごしてからはいつの間にか標準語が身に付いていました。
新卒入社後、不動産営業マンへ
埼玉県の不動産会社に入社し、本社で契約書チェックの事務業務に従事して数ヶ月後、不動産売買仲介の営業マンになりました。「営業マンは大変」と本社の事務職の中でも噂になっていましたが、いざ身を置いて取り組んでみると、案の定きつかったです・・。特に私は当時、滑舌が悪く、声を発するときに言葉を詰まらせていたため、社会人として顧客と会話をすることに苦手意識を持っていました。顧客に電話をするときに、事前に一字一句話すセリフをメモ書きしておかないと話せない程でした・・。電話1本を架ける度にセリフをメモ書きしていたため、時間がとてもかかり上司からよく怒られていました。
そんな社会人1年目時代を過ごしながら、この不動産会社に9年間勤務しました。この頃には自身が担当した累計契約件数約400件の実績を作ることができました。役職は主任まで昇格し、在籍途中で新築マンション販売会社への社外出向も経験しました。
社内全体の営業マンの中で売上1位を取ることはできませんでしたが、お客様からの紹介部門や役職の無い社員部門等の項目でいくつか表彰を受けることができ、不動産の引渡し業務を終えた後に売主様、買主様からお手紙を多くいただいたことが、仕事のモチベーションに繋がっていました。
最初は大変な思いをしてきましたが、土地、中古戸建、マンション、注文住宅、新築分譲を中心に不動産業界の多くの実務経験と営業能力を積むことが出来たと思います。
司法書士になったきっかけ
不動産営業マンとして社会人生活を送っていたところ、祖父が突然の他界。祖父の相続手続で家族が大きな問題を抱えてしまったことにより、遺言の有効性をいくつかの書籍を見て調べることになりました。元々法学部だったこともありましたが、だいぶブランクがあった中、法律の勉強を始め、司法書士試験に挑戦することを決意しました。不動産業務の引渡し(決済業務)で頻繁に司法書士の方と顔を合わせていたため、不動産登記業務はイメージしやすかったです。
月間営業ノルマをこなしながら、2年間兼業受験をするも不合格。その後、合格したい思いが強くなり、新卒から勤めてきた不動産会社に退職届を提出して一度、実家の鹿児島へ帰りました。1年間の専業受験後、令和3年度の司法書士試験に合格することができました。 福岡法務局で筆記試験の合格発表を見たときは、自分の受験番号を見つけて家族や後に同期となる仲間達と喜んだのを今でも覚えています。
無職の時期が約1年程ありましたが、2022年1月に司法書士登録後、社会人復帰をしました。 現在は司法書士業界に飛び込んで、相続、生前贈与、売買の不動産登記、遺言や会社登記をはじめとする法律業務に従事しております。
ブログ開設への思い
司法書士の業務は受験生時代に勉強してきた法律がたくさん出てきますが、法務局や裁判所への書類を準備して申請する際、受験が終わった今でも、「このケースはどうするんだっけ?」と立ち止まってしまうことが多々あります。こんな時は、裁判所の判例、法務省の先例、関連書籍で調べ物をすることも勿論ですが、実務を経験されている方々のコラム等を参考にして業務を進めることもあり、それが大変役立っています。
また、ここ最近では相続・遺言や会社登記に関する相談が多くなってきており、法律相談会で対応させていただく時にもお客様から多くのお声をいただいております。
私も微力ながら自身の経験を他の方にも役立てていただきたいと思い、今回のブログ開設に至りました。いざ開設してみると、実務で普段何気ない会話の中でも気になる論点が出てきてこれを書いてみようかな、あれも書いてみようかなと次々に頭に浮かんでくるんですよね。
司法書士業界だけでなく、行政書士業界、不動産業界にも経験を重ねてきましたので、耳寄り情報をこちらでお届けできればと思います。
みなさん、これからどうぞよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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