みなさん、こんにちは。
司法書士・行政書士の松崎充知生(まつさき)です。
本日、令和5年度行政書士試験の合格発表がありました。
午前9時にこちらのホームページにて受験番号が掲示されたため、多くの方が何度もアクセスを試みたことでしょう。2~3日後には成績通知のハガキがご自宅に届きます。
令和5年度行政書士試験の結果は、
受験者数 46,991人
合格者数 6,571人
合 格 率 13.98%
でした。
最年長合格者は81歳で、最年少合格者は13歳です。
資格試験に年齢は関係ないことを気付かせてくれますね。
合格された方は本当におめでとうございます!
この合格は、地道に積み上げてきた勉強習慣、試験前の不安やプレッシャーに打ち勝った成果の証です。まずは家族や支えてくれた人たちに感謝の気持ちを伝え、受験仲間とともに喜びを分かち合いましょう。
予備校によっては合格報告会や祝賀会を開催しているところもありますので、同期合格者の交流として参加してみてはいかがでしょうか。
行政書士登録を考えている方は登録費用が結構かかりますので、資金の準備をしておくと良いかもしれません。
私は埼玉県行政書士会に所属していますが、入会時に金25万5000円(内訳:入会金20万円、登録手数料2万5千円、収入印紙代3万円)を支払いました。
年会費は6万円、行政書士政治連盟(任意加入)の年会費は6000円です。
事務所を置く都道府県によって登録費用、年会費は異なるので事前に確認しておきましょう。
また、行政書士会に登録申請書類を提出すると、事務所調査が実施されます。
(東京都内での開業に際しては、通常、事務所調査は行われない方針です。ただし、登録審査の結果によって例外的に事務所調査が実施されることがあるようです。)
支部長さんが開業予定の事務所に訪問されるのでパソコン、プリンター、保管庫、電話、応接用の机、椅子等を揃えておきましょう。
行政書士開業については別記事で書いてみたいと思います。
合格を得られなかった方もいらっしゃいます。
自分の受験番号を見つけられず、悔しさや落胆があるかもしれませんが、これまで培ったきた努力が無駄になったわけではありません。
行政書士試験は合格率から見ても分かるように決して簡単ではありませんから、多少の挫折は避けて通れません。今回の結果も次のステージへの準備期間と受け止め、少しずつ時間をかけて気持ちを切り替えていきましょう。いつの日か今回の挫折経験が今後の人生に活きてきます。
私も行政書士試験は何度も落ちて3回目で合格しました。
当時は不動産営業職として月間営業ノルマを抱えながらスキマ時間に勉強していたのを憶えています。
1年目は試験科目が一周できずにボロボロ、2年目は試験範囲は網羅的に勉強したものの、本試験で慎重になり過ぎて時間配分を誤り、時間切れで合格点に届かず。3年目は時間配分に気を付けましたが、記述抜きで180点を超えなかったので合格発表当日までヒヤヒヤしながら過ごしました。
合格後は不動産営業職をしながら副業の位置付けで行政書士登録をして、地元支部の行政書士の先生方と交流を深めました。今でも支部活動に参加しています。
令和6年度の行政書士試験から一般知識問題について行政書士法、戸籍法、住民基本台帳法が試験範囲として復活することになるので、心機一転そこから勉強してみると良いかもしれません。
行政書士試験は私も思い入れがあるので、挑戦するみなさんに頑張っていただきたいです。
最近は、司法書士業務がメインになってきておりますが、今年は入管業務に重点を置くため、「申請取次行政書士」の資格取得に向けて動きます。
今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた。
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