Googleアドセンス合格後 収益を受け取るまでの4ステップ(本人確認、住所確認、居住者証明書の提出、テストデポジットの入金確認)

日常

みなさん、こんにちは。
司法書士・行政書士の松崎充知生(まつさき)です。

         

今回は Googleアドセンス合格後に収益を受け取るまでの4ステップ について書いていきます。

令和5年12月にGoogleアドセンスの審査に合格したことは過去記事でも紹介してきましたが、令和6年3月22日、ようやく第1回目のブログ収益を受け取ることができました。

アドセンス審査に合格後、ブログサイトの各ページに広告を配置することで収益を得る準備が整いますが、実際にこの収益を受け取るためには、いくつかの手続きが必要です。

これらの手続きを自分でやってみたところ、結構時間がかかったので情報共有のために、以下に記載していきます。

では見ていきましょう。

収益の受取りは8000円を超えてから

Googleアドセンスから収益を受け取れるのは収益合計額が8000円を超えてからになります。

収益合計額が8,000円未満の場合は、その月に自分の銀行口座に振り込まれることはありません。収益合計額が8000円を超えているかはGoogleアドセンスのホーム画面にある「残高」で確認できます。

残高は毎月2日に更新され、残高が8000円を超えているとその月の21~26日の間に振り込まれます。残高が8000円を超えていない場合は、翌月に持ち越しになります。

  

本人確認書類の提供

収益合計が1000円を超えると、Googleから以下のメールが届きます。このメール中に「今すぐ確認」という青いバナーがあるのでそこから入っていくほうがスムーズです。

また、Googleアドセンスのページでは、「お支払い」→「適格性の確認」→「本人確認」から進めることができます。

個人識別情報のページでは、本人確認書類として免許証、パスポート、永住権カードの写真を撮り、アップロードします。マイナンバーカードも利用可能ですが、顔写真のない通知カードは不可です。

「正式名」の項目は自分のフルネームを漢字で入力しました。

アップロードした後、住所を入力するページに移ります。本人確認書類と一致するように正確に入力します。送信ボタンを押すと審査に入ります。

数分経過すると以下のメールが届き、本人確認は完了です。

Googleアドセンスのページでは、「お支払い」→「適格性の確認」のページから確認できます。

  

住所確認(PINコードの入力)

上記の本人確認手続が完了すると、Googleから入力された住所にPINコードを通知する郵送物が送られてきます。

国際郵便で送られてきますので、3週間ほどかかります。私は2週間ちょっとで到達しました。

差出先を見てみるとマレーシアから送られてきたことが分かります。

郵送物の切り取って開封すると、6桁のPINコードが記載されています。

Googleアドセンスのページで「お支払い」→「適格性の確認」→「住所確認」のページに入り、記載されているPINコードを入力すると、住所確認は完了です。
※PINコードを 3 回間違えて入力すると、アドセンス広告がになりますので注意が必要です。

また、最初のPINコード発行日から 4 か月以内に入力しない場合もアドセンス広告が停止になります。

3 週間経っても郵送物が届かない場合は、同ページの「PINを再送信」を押すことで再郵送されます。

住所確認が完了すると以下のように表示されます。

  

銀行口座の登録(テストデポジットの入金確認)

本人確認と住所確認が完了すると、収益を受け取る為の銀行口座を登録することができます。

個人的にはこの手続に時間がかかりました。

Googleアドセンスのページで「お支払い」→「お支払い情報」→「お支払い方法の管理」→「お支払い方法を追加」を入っていくと次の入力画面が出てきます。

各情報を入力して保存ボタンをクリックするとGoogleから以下のメールが届きます。

Googleからテストデポジットを入金する旨の案内がありますので、登録した銀行口座に入金された額を確認します。

テストデポジットとは、Google が登録した銀行口座に間違いなく振り込みできるかをテストするために行われる入金のことです。

翌日、Googleアドセンスのページの銀行口座登録のページを見てみると、口座登録をした翌日である「3月6日前後にテストデポジットを振り込んだので確認して下さい」との通知が出てきました。

私の場合、3月6日の入金確認ができませんでした。前述した住所確認も国際郵便でしたので、今回の振込みも海外からの送金なのかなと思い、待ってみることにしました。

色々調べてみるとGoogleアドセンスのヘルプページでも「10営業日を過ぎても入金がされない場合は改めて銀行口座の登録をしてみて下さい」と記載してあったので、10営業日先まで様子を見ました。

しかし、3月21日を経過しても入金確認ができず。

改めて銀行口座の登録をし直すことにしたところ、入金されない原因が分かりました。

銀行口座の登録画面の最初に「銀行口座の名義」を入力する項目がありますが、以下の説明文を見てどうやら「自分の名前」ではなく、「銀行名(アシカガギンコウ)」を入力してしまったようです。

 

半角カタカナで入力とあるのですが、中には全角カタカナ、ローマ字、名前名字の順で入力して中々入金確認ができない方もいるようです。

テストデポジットについて、Googleから振込ができなかった旨は通知は一切されないので自分自身で原因を探していくことになります。

3月21日、改めて半角カタカナで「自分の名前(マツサキミチオ)」を入力し、再登録を行いました。

すると翌日、テストデポジットが入金されていました。

私の場合、テストデポジットは21円でした。デポジットの金額は利用者によって異なります。

銀行口座登録画面に入り、デポジットがいくら入ったのか数字を選択して確認ボタンを押します。

金額の入力を3回間違えると銀行口座登録からやり直しになるようなので注意が必要です。

デポジット金額が間違いなければGoogleから以下のメールが届きますので、銀行口座の登録は完了です。

  

  

税務情報を登録する(居住者証明書の提出)

収益合計が8000円を超えると、Googleアドセンスのホーム画面に税務情報を提出して下さいという通知が出てきました。

ブログ収益はGoogleシンガポール社から支払われているようです。何も提出していないと日本とシンガポール双方の源泉徴収税率が課されてしまい、本来の収益よりも受け取る額が低くなってしまいます。

日本とシンガポールは租税条約を締結していることからこのような二重課税を回避するために、日本に居住していることが証明されると、日本の源泉徴収税率のみで収益を受け取ることができます。

そこで「居住者証明書」の提出が求められます。

居住者証明書は、以下の税務署ホームページにある「居住者証明書交付請求書・居住者証明書(租税条約等締結国用)」をプリントアウトすることで取得することができます。

No.9210 居住者証明書の請求|国税庁

記入例について以下で解説します。↓

居住者証明書の記入箇所は以下の通りです。

①【管轄の税務署名】提出先の税務署名を記載します。 例: 越谷 税務署

②【請求日】交付請求書を提出する日付を記入します。

③【住所(納税地)】住所を日本表記と英語表記で記入します。

記入例:東京都千代田区隼町4番2号マンション201

#201 Mansion 4-2 Hayabusacho,Chiyoda-ku,Tokyo-to,Japan

住所の英語表記は以下のサイトを使用してみました。

住所を英語表記に簡単変換 - 君に届け!
住所を3パターンの英語表記に同時変換します。分かりにくい海外サイトの会員登録や宛名などにぜひご活用ください。

④【氏名】氏名を日本表記と英語表記で記入します。
以下は私の名前の場合の記入例です。

マツサキミチオ
松崎充知生
MATSUSAKI Michio

※英語表記は姓→名の順で記載し、姓は全て大文字、名は頭文字のみ大文字、それ以降は小文字で記入しました。        

⑤【電話番号】連絡の取れる電話番号を国際電話の表記で記入します。

例えば、080-1234-5678の場合、「+81-80-1234-5678」です。

⑥【提 出 先 の 国 名 等】「シンガポール共和国 Republic of Singapore」と記入します。私は「シンガポール  Singapore」と記入してしまいましたが、問題無くGoogleから承認されました。

⑦【申述事項】3つ全てにチェック☑を入れます。

⑧【証明書の請求枚数】「」通と記入します。

  

提出先は、自分の居住地を管轄する税務署です。

居住者証明書交付請求書2部顔写真付きの本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)を持参します。

記入する枠が小さいので1部記入を終えたら、そのまま1部コピーして2部用意しました。

私が交付請求をする時は、念の為住民票も持参しましたが、必要ありませんでした。運転免許証があれば足りるとのことでしたので、税務署の職員が私の運転免許証のコピーを取ることで受付が完了しました。

発行費用はですが、発行時期は税務署によって異なります。交付請求をしてからすぐ発行されるところもあれば、数日かかるところもあります。

私が出向いた越谷税務署では発行用意ができたら電話連絡いただくことになっていて、翌日には連絡が入ったので受け取りに行きました。

提出方法はGoogleアドセンスのページで「お支払い」→「お支払い情報」→「設定を管理する」→シンガポールの税務情報欄にある「税務情報の管理」→シンガポール欄にある「税務情報の追加」を入っていきます。

発行された居住者証明書をiphoneからスキャンデータ化し、添付して送信ボタンを押すと税務情報の審査に入ります。

審査には通常7営業日ほどかかるようですが、登録作業をして翌日にはGoogleから以下2通のメールが届きました。

上記のようにシンガポールの税務情報が承認され、移行されて居住地の税務情報でも承認されると以下のメールが届きます。これで税務情報の登録は完了です。

 

さいごに

以上、Googleアドセンス収益を受け取るまでの手続 について解説しました。

ここまでの手続を経てようやくブログ収益を受け取る準備が整います。

私は、本人確認書類の提供→住所確認→税務情報の登録→銀行口座の登録 の順番で進めていきました。

銀行口座の登録をすっかり忘れており、テストデポジットの入金確認で3週間ほどかかってしまいましたが、3月22日に銀行口座の登録完了と1回目の収益送金完了のメールが同時に届きました。

ブログ収益の振込時期は毎月21~26日の間なのでその時期に何とか滑り込みできたといった感じです。

今後は収益残高が月8000円を超えるようにブログ記事の量と質を上げていくことにが課題になってきます。

2023年2月からブログを開設してまだまだ駆け出しの時期ですが、これからブログ収益化していく方にとって参考情報になれれば幸いです。

   

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

それではまた。

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プロフィール
ブログ管理者
まつさき

埼玉県を拠点とする司法書士・行政書士・宅地建物取引士
鹿児島県出身。9年間、不動産売買仲介の営業職に従事。
契約実績累計400件超を経験し、マンション業界への社外出向を経て、士業へ転身。元競技ダンサー。
休日はアウトドアや観光スポットへよく行きます。
主に不動産売買、相続手続、会社に関する法律情報を発信していきます。

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司法書士まつさきの登記レポート

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