令和6年5月9日、私の母校である東海大学にお招きいただき、法学部で行われる「民事執行法・民事保全法」講義と「演習」講義の2コマで、ゲストスピーカーとして講演をさせていただきました。

東海大学での講演は2年ぶりで今回が2回目です。
民事執行法・民事保全法は司法書士業務でも関連する部分が多くあり、司法書士試験の出題科目でもあります。講義の中で司法書士の業務内容、不動産登記簿謄本・会社登記簿謄本の見方、差押登記のある不動産の対応方法、担保不動産競売開始決定の流れを中心に資料を使いながら、解説を行いました。
学生さんからは日頃から登記簿謄本を見る機会が無いので講義との関連でも大変有意義だったというお声をいただきました。
資格試験に関する話題では、特に宅建に興味を持つ学生さんが多く、私自身の2回の受験経験を踏まえ、失敗談や成功談を共有しました。(宅建試験は大学2年時に初挑戦しましたがその年は不合格になり、大学3年時の就職活動中に再挑戦して合格しました。)
大学を卒業してから13年が経過しましたが、今でもかつてお世話になった教授や在学中の後輩学生との交流ができていることを大変嬉しく思います。
私も大学生の頃、士業の方と関わる機会が全くありませんでしたが、労働法の講義の一環で現役の社会保険労務士の方がゲストスピーカーとして講演をされたことで、士業の存在を知ったのが今でも印象に残っています。
母校に貢献できるこのような機会があることを考えると、士業の道に進んでよかったと再確認できました。
この場をお借りして、心より感謝申し上げます。
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