みなさん、こんにちは。
司法書士・行政書士の松崎充知生(まつさき)です。
本日、読売新聞オンラインよりこのような記事が見つけました。
大阪府にお住まいの小学校4年生の男の子(10歳)が宅地建物取引士試験に初挑戦し、合格されたそうです。
すごいですね。合格年齢が10歳ですよ!
これまでにあった12歳の最年少合格記録が今回更新されたようです。
宅地建物取引士試験の内容はこちらです。↓↓
宅建試験は国家資格の中でも特に人気で毎年20万人以上が受験されています。
合格率は17%ほどで、令和5年度は約4万人が合格しています。
4択式問題で比較的勉強に取り組みやすいので、不動産会社に勤務している方だけでなく、法律資格の取得を目指して宅建の勉強を始める方も多くいらっしゃいます。
芸能界では、お笑い芸人のザブングル加藤さんや元AKB48の川崎希さんが令和5年度に宅建を取得されています。
確かに宅建試験の受験資格は無く、誰でも受験可能なのですが、小学生が「宅建」という資格の存在を既に知っていることに驚きです。
お父様が司法書士をされているようです。
私が宅建の資格の存在を知ったのは大学1年生の頃で、就職活動の真っ最中の大学3年生の時に2回目で宅建に合格しました。
当時はユーキャンが資格CMをたくさん出しており、俳優の玉木宏さんが宅建や行政書士のPRをして資格ブームが到来していました。
受験時は大学生で、宅建試験科目のうち、民法などの権利関係は馴染みあるものでしたが、不動産業界の実務経験が無かったので都市計画法や建築基準法等の法令上の制限では聞いたことが無い法律用語に頭を悩ませました。
まさかその後に不動産営業マンになるとは・・。
小学4年生の頃は法律には全く触れることは無く、当時は学校の友達を自宅に呼んでコロコロコミックを読みながら、ニンテンドー64のスマブラやマリオカートで遊んでいました。勉強に没頭することは無かったでしょうね。
子供の頃から法律に触れる機会があることは素晴らしいことだと思います。
「こども六法」は4、5年ほど前に発売された書籍で、私も目にしたことがありますが、動物たちの絵でどういったルールがあるのかが上手く表現されています。
これまでの法律書籍には憲法や民法は記載あるのはよく見かけましたが、刑法・刑事訴訟法・民事訴訟法・少年法・いじめに関する法律までまとまっているんですよね。
Kindle版↓
単に親が子供に勉強するように言うのではなく、子供に興味を持つきっかけを与えたことと、子供と一緒に勉強する習慣を重ねていたことが今回の成果に繋がったのではないでしょうか。
ここ最近では資格業界で何かと驚く機会が多いです。
それだけ皆さん色んな可能性を考えながら勉強されているということですね。
今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた。
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