みなさん、こんにちは。
司法書士・行政書士の松崎充知生(まつさき)です。
本日、デイリー新潮よりこんな記事を目にしました。

お笑い芸人(元どーよ)のケンキさんが6年半の勉強期間を経て、令和5年度の司法書士試験に合格されたそうです。
司法書士は仕事の性質からか、芸能界の話題と繋がる機会が中々少ないですが、今回のようにお笑い芸人の方がふとしたことをきっかけで司法書士業界に興味を持ってくださっていたことが分かり同業者として大変嬉しく思います。
ボキャブラ天国は世代的にあまり見たことはありませんでしたが、お笑いコンビ「どーよ」の二人は、当時、爆笑オンエアバトルや天才テレビくんでよく見ていた印象です。
オンバト懐かしいーー。深夜番組でしたが、放送時間だけテレビをつけに行って正座しながら漫才を見てました。笑
上記の紹介記事が合格体験記のようになっていて、読みながら私も当時の受験生活を思い出し、胸が熱くなりました。
司法書士試験は11科目もあり、資格予備校では最初の民法、憲法の講義の頃は日常に馴染みがある内容もあって通学する受験生も多いですが、不動産登記法あたりに入ってくると内容が分からなくなって諦めて段々と来なくなる受験生が出てくるようになってきます。法律初学者にとって最初の関門です。
これまで元暴力団員(甲村柳市さん)や元プロ野球選手(桧山泰浩さん)が司法書士試験に合格したという話は目にしたことがありましたが、お笑い芸人が司法書士試験に合格したケースは今回のケンキさんが初めてかもしれません。


司法書士試験には受験資格が無く、受験料8000円を支払えば誰でも受験できるので、セカンドキャリアとして挑戦する方が多く存在します。
法学部出身者に限らず、「元○○の司法書士」としてこれまで違う業界にいた方が司法書士業界に入って活躍されることはよくあることです。
司法書士試験に挑戦することを公表されている芸能人は、タレントの加藤綾菜さん、元AKB48の立仙愛理さん、演歌歌手のさくらまやさんが挙げられます。
芸能人の中でも司法書士試験に注目されている方が結構いらっしゃいますね。
資格を取得して実務に入る際、次に求められるスキルは人とのコニュニケーション能力が考えられますが、芸能界のように人前で話す業界にいた方は資格取得後に大きな強みとして発揮してくるでしょう。
司法書士試験に限らず、資格試験の勉強をされている方にとっては勇気をもらえる記事であると思います。
継続すること、諦めないこと、スキマ時間を活用することの重要性について改めて考えさせられました。
私も頑張らないと!!
今回はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた。
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